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サークル株、韓国で人気──個人投資家がステーブルコイン関連株に殺到 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
NYSE上場のサークルが、6月の韓国市場で注目を集めている。
ブルームバーグによると、韓国の個人投資家はサークル・インターネット・グループ(Circle Internet Group)の株式に約4億5000万ドル(約650億円)を投じているという。同社株は今月、韓国で最も多く買われた海外株となり、年間で見ても、人気銘柄のトップ4に入っている。
サークル株は6月5日にNYSEに上場して以来、500%以上上昇。時価総額は一時770億ドル(約11億円)に達し、サークルが発行するステーブルコイン「USDC」の時価総額610億ドル超をも上回った。
韓国の個人投資家は、株式市場や暗号資産市場で熱狂的な買いを見せることで知られている。これまでにもエックス・アール・ピー(XRP)やドージコイン(DOGE)などで「キムチ・プレミアム」と呼ばれる動きを見せてきた。韓国の暗号資産取引所ではグローバル市場と比べて10〜20%高い価格で取引されることもある。
サークル株への需要の背景には、新たに大統領に就任したイ・ジェミョン(李在明)氏がステーブルコイン関連の改革を加速させていることがある。韓国ウォン建てステーブルコインの法制整備に向けた動きにより、KakaoPay(カカオペイ)などのフィンテック大手は「デジタルウォン」発行に向けた道筋が見えつつある。
実際、KakaoPayの株価は6月だけで160%上昇している。韓国の投資家はその投資戦略を海外市場にも応用しているようで、サークルはステーブルコイン関連株として注目を集めている。
サークルは新規上場企業だが、ステーブルコインのインフラレイヤーに特化した数少ない企業であり、暗号資産領域でも広く勢いを見せているセクターとなっている。